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下肢静脈瘤症例16です。

下肢静脈瘤の手術前の画像16、伏在型静脈瘤、かゆみ、皮膚炎あり。

今回の患者さまは、65歳の男性です。
ここ数年下肢静脈瘤が目立つようにあり、かゆみ、皮膚炎も出てきたとのことで来院されました。超音波検査では右大伏在静脈の逆流による下肢静脈瘤でした。ふくらはぎの内側からすねにかけて静脈瘤が見られます。

下肢静脈瘤のレーザー手術1か月後の画像16

手術は、右大伏在静脈のレーザー焼灼術を行いました。
これは1ヶ月後の写真です。静脈瘤も小さくなり、すっきりした脚になりました。
かゆみもなくなったとのことでした。この患者さまは術前、足の重さだるさの訴えはなかったのですが、術後に足は羽が生えた様に軽くなったとのことでした。
男性の患者さまの場合は、静脈瘤があっても、あまり重さやだるさなどの症状は感じないことがあります。筋肉がしっかりあるので、それで症状がカバーされているのだと思います。それでも下肢静脈瘤があることで足には負担がかかってはいるので、治療をすると足の軽さと言うことで実感できるのです。
あまり症状がなくても、下肢静脈瘤がある方は、1度専門医の診察を受けられることをお薦めします。