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下肢静脈瘤症例報告13です。

下肢静脈瘤の手術前の画像13皮膚炎、色素沈着あり

55歳、女性の患者さんです。数年前から静脈瘤に気がついていたけれども特に症状は無く放置しいました。ここ数ヶ月で、静脈瘤の所にかゆみがあり、皮膚炎、色素沈着になってきたため来院されました。
足の付け根からの大伏在静脈逆流による下肢静脈瘤です。写真を見ると、ふくらはぎの内側に静脈瘤を認めます。それに沿って皮膚炎、色素沈着を認めます。

下肢静脈瘤のレーザー手術1か月後の画像13

手術は右大伏在静脈のレーザー焼灼術を行いました。追加治療は行いませんでした。
手術時間は15分で、局所麻酔で行いました。
これは術後1ヶ月での写真です。静脈瘤は小さくなってほとんどわかりません。皮膚炎もほぼ治まっています。色素沈着の強かったところも薄くはなってはいますが、まだ残っています。
ただ、後数ヶ月もすると無くなってきます。

このように、皮膚炎、色素沈着をおこすと、治癒までの時間が長くなります。
こうなる前に受診、治療がお勧めです。