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下肢静脈瘤症例1です。

下肢静脈瘤の手術前の画像1、伏在型静脈瘤

クリニックブログを開始しました。
主に下肢静脈瘤や、内シャント治療について情報発信していきます。下肢静脈瘤についての最新情報から病気についての詳しい話、手術を受けられた患者さんの症例報告などアップしていきます。
それではまず症例報告です。

<症例報告1>
64歳、男性
数年前からの左下肢の静脈瘤で、むくみ、足のだるさ、足攣れがつらくなってきたとのことで来院されました。大伏在静脈の逆流による最も多いタイプの静脈瘤でした。
立ち仕事をされており、これからも進行する可能性が高く手術となりました。
見た目のボコボコはそれほどでもなく、レーザー焼灼術のみの治療としました。
これが手術前の写真です。大腿部内側、下腿部内側に少し静脈瘤が浮いて見えます。また下腿部のむくみが著明です。またくるぶし中心に皮膚の色も暗く変色しています。

左下肢静脈瘤のレーザー手術1年後の画像1

手術は左大伏在静脈血管内レーザー焼灼術を行いました。
局所麻酔下で12分で行いました。
術後経過は順調で、術後1週間目からだるさ、足攣れ改善しました。
こちらは1年後の写真になります。
むくみは著明に改善しています。また血管の浮き出しもなくなっています。
くるぶしの皮膚の変色も改善し、また足全体の皮膚の色が良くなっているのが
わかります。ご本人にも大変満足して頂きました。