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下肢静脈瘤症例報告20です。

下肢静脈瘤の手術前の画像20、伏在型静脈瘤、クモの巣状静脈瘤、皮膚変色、静脈うっ滞

今回は70歳の男性の患者さまです。
数十年前からの左下肢静脈瘤です。
皮膚のかゆみ、むくみ、だるさ、脚つれが主症状です。
日帰り手術の希望で大学から紹介されました。
左大伏在静脈の逆流による下肢静脈瘤でした。
術前写真では、下腿部全体のむくみがあります。又下腿部内側に静脈瘤の浮き出しが有り、
足部では細かいクモの巣状静脈瘤の広範囲の浮き出しがあります。
また全体に皮膚の色がくすんでいます。典型的な静脈うっ滞の所見です。

下肢静脈瘤のレーザー手術(TVCメソッド)1か月後の画像20

手術は左大伏在静脈レーザー焼灼術+静脈瘤レーザー焼灼術(東京ヴェインクリニック法:TVCメソッド)を行いました。局所麻酔で30分程度で行っています。もちろん患者さまの希望通り、日帰りで行いました。
術後1ヶ月での写真です。
無垢も取れすっきりとしています。またボコボコしていた静脈瘤は消えています。またくるぶし周りの赤紫のクモの巣状静脈瘤も色が薄くなっています。皮膚色も改善しています。
脚つれや、重さだるさも術直後から改善したとのことでした。
とても満足していただきました。

私どものクリニックでは、下肢静脈瘤の治療をすべて日帰り治療で行っています。
他院で入院が必要と言われたけれども日帰りで治したいという方は、一度ご相談ください。