ハンドベインとは?その治療法について|池袋の東京ヴェインクリニック

手の血管のボコボコ【ハンドベイン】について

ハンドベイン

手は年齢を表す。ハンドベインを治療して若々しい手を取り戻しましょう。
ハンドベインとは?

 「手の血管が浮き出て目立つ」
 「手の血管が青く透けて見えて気になる」
 「年齢とともに手の甲の血管が増えてきて老けて見える」
 「腕の血管がぼこぼこと目立って人前で手を出すのが嫌だ」

このような悩みをもつ患者様は実は多くいらっしゃいます。手は日常的に人の目に触れ、目立ちやすいからです。このように手の甲や前腕部の血管が膨れて目立つものを「ハンドベイン」と呼んでいます。 これは手の静脈という意味です。浮き出ている血管はすべて静脈になります。

「ハンドベイン」は病気ではありません。

あくまでも血管が膨れているという状態です。多くの場合は、特に悪さもしませんし、手の痛みや浮腫などの症状も起こしません。ただ、このハンドベインは、加齢とともに徐々に進行していきます。
そうすると、10代、20代では目立たなかった血管が、だんだんと手の甲や腕に目立ち始めるのです。

ハンドベインの原因

手の甲や前腕部の血管が目立つようになる原因はいくつかあります。

1、血管の老化による拡張

血管は年齢とともに血管壁の弾力が減少し、拡張しやすくなります。
  静脈壁はもともと血管の壁が薄く、拡張しやすくなっているのですが、さらに弾力が低下することで拡張しやすくなり、血管そのものが太くなることでくっきりと血管が浮き出てしまうのです。

2、皮膚の老化による皮膚弾力の低下

  血管だけでなく皮膚も加齢とともに弾力がなくなってきます。これは主にコラーゲンの減少により張りがなくなり、皮膚そのものが薄くなることで起きます。手の静脈は皮膚のすぐ下を流れているため、皮膚が薄くなり、さらに弾力が低下することで皮膚に血管が累々と浮き出てきてしまうのです。

3、皮下脂肪の減少

  さらに加齢とともに皮下脂肪が減ってきます。手の静脈は皮膚すぐ下を流れていますので、皮下脂肪があればそこに埋もれてあまり目立つことはありませんが、皮下脂肪が減少することで、浮き出るようになってしまいます。
  特に女性は女性ホルモンの低下にしたがい皮下脂肪も減少しますので、50代以降に顕著に目立ち始めます。  

4、その他

  遺伝や体質的に目立ちやすい方もいます。また運動や仕事で手を激しく使う方は、手の静脈が発達しますので、目立ちやすくなります。  


多くの場合、加齢とともに静脈の壁の弾力の低下、皮膚の弾力の低下、皮下脂肪の減少が同時に進行し、静脈は目立つようになってきます。

ハンドベインの治療

主に行われているハンドベインの治療法は以下の4つになります。

1、硬化療法

これは、もっとも負担が少なく、簡単にできる方法になります。
  浮き出ている静脈に硬化剤というお薬を直接注射し、血管そのものを閉塞させ詰まらせてしまうという治療です。下肢静脈瘤に対し広く行われている治療で安全性や治療効果については実績のある治療になります。それを手の静脈に応用した治療法です。

メリット

  ・安全に負担なくできる。
  ・目立った血管を消失させてしまうというしっかりとした治療効果が期待できる。
  ・手の甲などの複雑に広がった静脈を効率的に治療できる。

デメリット

  ・閉塞させた静脈が消失するまで数か月かかることがある。
  ・意図しなかった静脈に硬化剤が流れ込み、そこが閉塞してしまうことがある。
  ・太い静脈を硬化した場合、しばらく色素沈着がでてしまう。

2、血管内レーザー焼灼術

これは、浮き出た血管内にレーザーファイバーのカテーテルを挿入し、レーザーの熱で血管を焼いて縮小させてしまうという治療です。
  下肢静脈瘤では一般的な標準的治療となっており、これを手の血管に応用した治療となります。

メリット

  ・下肢静脈瘤での治療実績がある。
  ・局所麻酔下で安全に行える。
  ・拡張した静脈を焼灼し、縮小させ、閉塞させずに血管機能を残すことも可能。
  ・前腕部の比較的長く、直線的な静脈に適している。
  ・太い静脈にも対応可能。

デメリット

  ・手の甲などの複雑な静脈にはあまり向かない。
  ・術後数日間は多少の腫れが出ることがある。

3、体外からのレーザー照射

これは、主に毛細血管拡張に対して行われる治療です。
  そのため、手の甲に浮き出るような数ミリもある静脈にはほとんど効果はありません。

4、ヒアルロン酸などのフィラーの皮下注入

これは、皮下の皮下脂肪が減少した部分に、ヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトなどのフィラーを充填して、血管を埋もれさせようという治療です。

メリット

  ・血管そのものは温存できる。
  ・手の甲が痩せていて気になる方にはふっくらした見た目に改善される。

デメリット

  ・フィラーが血管内に入ってしまったときには塞栓症のリスクがある。
  ・人によっては手の甲がぼてっと腫れたようになってしまうことがある
。   ・数か月するとフィラーは吸収され、元に戻ってしまうため、維持するには繰り返し治療を受ける必要がある。
   (ヒアルロン酸で3-6か月、ハイドロキシアパタイトでは12か月。)

ハンドベインの症例
症例1、手術前 矢印 症例1、手術後

症例2、手術前 矢印 症例2、手術後

症例3、手術前 矢印 症例3、手術後

症例4、手術前 矢印 症例4、手術後

東京ヴェインクリニックでの治療法

 現在日本で行われている治療は、いずれかの治療を選択して行っていますが、東京ヴェインクリニックではそれぞれの治療法を組み合わせて行っています。
 主に硬化療法と血管内レーザー焼灼術を組み合わせたハイブリット治療【東京ヴェインクリニック法】を行っています。

東京ヴェインクリニック法の特徴

これは、部位や静脈の形態、走行によって、最適な治療を選択し組み合わせて治療を行うものです。
 手の甲の静脈は蛇行があり、また本数も多いため、カテーテル治療より硬化療法の方が負担も少なく効率良く治療が行えます。また、前腕部の静脈は静脈径が大きいため、硬化療法ではなく、血管内レーザー焼灼術の方がしっかりとした治療が行えます。 硬化療法では静脈は完全に閉塞してしまいますが、血管内レーザー焼灼術では、静脈を内側から焼灼し血管径を縮小することが出来るため、完全に閉塞させず、細くすることが可能です。そうすることで血管としての機能も維持できますので、血流に与える影響を最小限にとどめることが期待できます。
麻酔は、局所麻酔で行いますが、静脈麻酔で軽く眠った状態で行いますので、手術中の痛みなどは特にありません。

合併症について

特に大きな合併症はありません。

 《比較的多くみられる合併症》
 ・手術後の内出血→1〜2週間で吸収され消えます。
 ・一時的な手の甲のむくみ→いずれ軽快します。
 ・血栓性静脈炎→しばらく血栓化した静脈を触りますが、徐々に吸収され消えます。

 《極めてまれにみられる合併症》
 ・神経損傷により親指の付け根の痺れが出ることがある
 ・血栓が肺動脈に飛び、肺塞栓症を起こす可能性がある

治療費について

治療はすべて自費治療になります。

  《硬化療法のみ》
  ・片側(手)で100,000円(税抜)

  《硬化療法と血管内焼灼術のハイブリット手術》
  ・片側(手・腕)で200,000円(税抜)

  《追加の硬化療法を行う場合》
  ・一回 30,000円(税抜)

治療の流れ

  《診察》
   まずは診察をさせていただきます。問診、触診、視診などを行い血管の状態を把握し、また、どのように気になり、どのように治したいのかを詳しくカウンセリングしていきます。

    ↓

  《超音波検査》
   血管の状態、血流などをチェックしていきます。

    ↓

  《治療方法の提案》
   検査結果を踏まえ、治療の可否、治療法を決めていきます。

  【手術となった場合】

  《手術前の検査・説明》
   手術前検査として、採血や心電図検査などを行います。(硬化療法のみの場合は行いません)
   手術について詳しくお話しし、日程を決めていきます。

    ↓

  《手術》
   当日は、硬化療法では30分程度、血管内レーザー焼灼術では2時間程度の在院で帰宅できます。
   ◆手術後は1−2週間の程度、患部の圧迫を行います◆

    ↓

  《術後チェック》
   手術1週間後に一度ご来院いただき、手術部位のチェックを行います。


  以上のような流れになります。
  治療は日帰りで受けられ、通院回数もそれほど多くはないので、日常生活を通常通りに過ごしながら治療が受けられます。

最後に

ハンドベインは病気ではありません。しかし、女性にとってはとても悩ましい状態です。そのため、もちろん治療の対象になります。
  ただ、健康な静脈を潰す処置・手術になりますので判断は慎重でなければいけませんし、できるだけ最小限の範囲でさらに低侵襲で行わないといけないと考えています。
  ハンドベインでお悩みの方は、まずは一度ご相談ください。

このページのTOPへ
完全予約制

メール相談受付中

下肢静脈瘤の治療・手術・症状、保険適用になったレーザー手術についてなどお気軽にご相談ください。

メールはこちら

仮予約受付中

初診の方の仮予約はこちらから。
仮予約完了後、当院から改めてご連絡を差し上げます。

仮予約はこちら

下肢静脈瘤のレーザー手術・治療は、池袋の血管外科【東京ヴェインクリニック】へ

当院の手術症例数 合計8,162
例 2016年・・・1,036例, 2015年・・・1,121例, 2014年・・・1,098例 2008年11月1日開院から2016年12月31日まで TVCメソッドとは 保険でできる本当に傷のない、 最新下肢静脈瘤手術 保険適用のELVeSレーザー1470について ラジオ波(高周波)アブレーションカテーテルによる下肢静脈瘤血管内焼灼術
足のむくみ・だるさでお悩みの方へ
そけいヘルニアについて ハンドベインについて
初めての方へ
下肢静脈瘤について
下肢静脈瘤治療ガイド
  • 日帰りレーザー治療
  • よくある質問
  • テレビ電話の相談予約はこちら
  • 内科・外科・一般皮膚科
  • 点滴療法
  • メディア情報
アクセスマップ
印刷する
詳しくはこちら
  • 池袋駅からの動画はこちら
電車【埼玉方面(埼京線他)、神奈川方面(副都心線他)など】で当院へお越しの際は、池袋駅東口をご利用ください。
道に迷われたり、道順がわからない場合は、遠慮なく当院(03-6908-2272)までご連絡ください。
Doctor's File
院長アメブロ
下肢静脈瘤治療特集ページ
レーザー手術動画
ラジオ波手術動画
スタッフ募集中!!
シャント関連はこちら